春風とともにお届けするビューティーガイド

2024年4月16日

「四季、装飾的エチュード」エリザベス・ソンレル（1874-1953）

まだひんやりと爽やかな空気とあたたかな陽光を肌で感じ、鳥たちのおしゃべりに耳を傾けながら、春の到来を祝う今号のニュースレター。

春が私たちを呼んでいるかのように身体は健やかになり、頬は上気し、五感は活気を取り戻すことでしょう。

都会でも田園でも、春はもうすぐそこまで近づいています。

予測不可能な自然界の法則にとらわれずに春の訪れを祝福できるかどうかは、私たちの心がけ次第です。

春に感謝を捧げる香り

自然界と春の到来を讃えるため、〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉では菜園からインスピレーションを得た水性香水、ボディオイル、ボディミルク、中性せっけんのコレクションをご用意しました。好天や花、葉、果実の季節の到来を告げるプレリュードとして最もふさわしい、グリーンやアロマ、日光を思わせる香りです。

1. ベトラーヴ・ディラク・エ・リュバーブ・デジプト

控えめな酸味と土の香りの出合いから生まれた、サプライズに満ちたグルマンな香り

2. コンコンブル・ダンド・エ・マント・ドゥ・シリィ

フルーティでミネラルを感じさせるエッセンスが繰り広げる、ミントのような爽やかな香り

3. クレッソン・ドリオン・エ・ペルシ・ドゥ・サルデーニュ

ゼラニウムとベチバーが織りなす、グリーンでウッディな香り

4. グロゼイユ・ドゥ・スカンジナーヴ・エ・トマト・デュ・ペルー

果実のバランスが柑橘とアロマの溌剌で繊細なノートに変化する、太陽を感じさせる香り

5. パタットドゥース・デ・カライブ・エ・キャロット・ダフガニスタン

スパイスとベチバーの繊細なブレンドで際立つ、深みのある魅惑的な香り

6. ヴェルヴェーヌ・デザンド・エ・バジリック・ドゥリュ

アロマと花々、柑橘が密かに結びついたグリーンな香り

春の到来

グリーンに包まれて

遊び心があれば、想像上の旅を自由に楽しむことだって思いのまま。こちらは、さまざまな色合いの緑の魅力を十分に引き出した、世界中のビューティカウンターから届いたセレクションです。

1. ミュンヘン店のインペリアルグリーン Bayerischer Hof, Promenadeplatz 2, 80333 Munich

2. 札幌店のリンデングリーン Stellar Place 1F, 2-5 Kita 5-jo Nishi, Chuo-ku, Sapporo, Hokkaido 060-0005

3. マニラ店のブルーグリーン Greenbelt 3, Ground Floor, Ayala Center, Makati City, Manila

4. 丸の内店のサップグリーン 2-6-1 Marunouchi Brick Square 1F, Chiyoda-ku, Tokyo 100-0005

新しいシーズンにおすすめのクレンジングケア

お肌には一年通して丁寧な心配りとケアが欠かせません。

春の訪れを感じるこの季節は特に念入りなケアを心がけましょう。

まずはボディケアからはじめ、続いてフェイスケアを行います。

クレンジングケア

穏やかな眼差しとともにはじめる4月

春の日照時間の変化や気候の移り変わりによって気分はゆらぎ、眼差しにも影響が出ることがあります。

そんなお悩みには、アイセラム〈ヴィッド・ポッシュ〉がおすすめ。フレッシュで明るい目元を取り戻しましょう。

穏やかな眼差しを

心にいつもグリーンを

美のクローゼットも、春夏に向けて衣替えをしませんか。

人気の〈ボーム・デ・ミューズ〉が纏うのは、甘酸っぱさを感じさせるアップルグリーンのケース。

明るい日差しにぴったりの気分を盛り上げてくれます。

〈ボーム・デ・ミューズ〉

〈ボーム・デ・ミューズ〉ネオングリーンは公式オンラインストアでのみ展開しています。

春に聴きたい歌

「Le Jardin Extraordinaire」
シャルル・トレネ

「香港庭園」
スージー&・ザ・バンシーズ

「I love Paris In The Springtime」
エラ・フィッツジェラルド
（作詞作曲：コール・ポーター）

「Here Comes The Sun」
ビートルズ

「Spring Affair」
ドナ・サマー

「Garden Song」
フィービー・ブリジャーズ

「Sun Is Shining」
ボブ・マーリー& ザ・ウェイラーズ

歌劇『ラクメ』より「花の二重唱」
マリア・カラス

「Au Printemps」
ジャック・ブレル

「Green Eyes」
エリカ・バドゥ

「The Heat」
ジャングル

ご視聴はこちらから

戸外での読書を扱った作品

『読書する女』クロード・モネ、ウォルターズ美術館蔵

『花に話しかける』イーテル・アドナン、Galerie Lelong & Co.

『戦時の庭』テオドール・セリック、Actes Sud

『エリザベスと彼女のドイツ庭園』エリザベス・フォン・アーニム、Editions 10-18

『園芸家12カ月』カレル・チャペック、Editions 10-18

『植物学についての手紙』ジャン＝ジャック・ルソー、Gallimard

『あなたの愛する庭に』ヴィタ・サックヴィル＝ウェスト、Editions Klincksieck

『Petit traité du jardin punk』エリック・ルノワール、Terre vivante

『放浪者の賛美』ジル・クレモン、Nil Editions

『Écrit dans un jardin』マルグリット・ユルスナール、Fata Morgana

『Fleurs』マルコ・マルテッラ、Actes Sud

『Le Jardin perdu』ジョーン・ドゥ・ペルシー、Actes Sud

雑誌『Regain』

雑誌『The Plants』

雑誌『rakesprogress』

ビューティーシークレットの遺産

〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉が皆様を古代ローマや江戸時代の日本、19世紀のフランスの田園風景まで、めくるめくビューティーシークレットの遺産へと、ポッドキャストでご案内いたします。

ビューティーシークレットの遺産は、すべての音声配信プラットフォームでご視聴いただけ、2月11日より週に1度、10週にわたってお届けしています。

ご視聴はこちら