THE VALPINÇON BATHER
by the perfumer Daniela Andrier
『ヴァルパンソンの浴女』調香師ダニエラ・アンドリエ
アングルは画家としてのキャリアを積むうちに、古代よりもオスマンや東洋風をテーマに選び、アカデミー的な傾向からは距離を置きました。
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの香りの中でもっとも人気のひとつ 、『ヴァルパンソンの浴女』は、肌と無垢さが熱を帯びて表現される官能的な場所、19世紀パリのハマームへと誘い込まれるかのようです。
エリザベス1世やヴィクトリア女王も愛した、落ち着きあるラベンダーの香りがもたらす洗いざらしのシーツやリネンのイメージ。
神々の楽園を思わせるビターオレンジのエッセンス、ネロリのトップノートがオリエンタルな雰囲気に調和しています。
「鑑賞者に背を向けた彼女のポーズは、特定の女を想起するものではないが、一般的な女性らしさを表しています。 この裸体は官能的で、下品ではなく、贅沢をひけらかしているわけでもありません。 エレガントなターバンを纏った、入浴後の優美なひとときです」 と調香師ダニエラ・アンドリエは語ります。
『ヴァルパンソンの浴女』の香りは、3つのボディケア製品でお楽しみいただけます。
香り高い〈ユイル・アンティーク〉は、ボディとヘアケアに不可欠なオイルです。栄養豊富な3種の自然派植物オイルを含んだ成分が、お肌と毛髪をなめらかに整えます。使い続けるほどお肌にうるおいを感じられるでしょう。
香りのボディミルク〈レ・ヴィルジナル〉はオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの定番商品。お肌を柔らかく仕上げ、キメを整えます。
このフレグランスは、お肌をこの上なく繊細に洗い上げるphニュートラルの中性せっけん〈サヴォン・スゥペールファン〉でもお楽しみいただけます。
by the perfumer Aliénor Massenet
『サモトラケのニケ』アリエノール・マスネ
やさしく奏でられる香りの中心となっているのは、太陽の力強さに満ちた地を代表する花々ジャスミンやオレンジブロッサム、ローズとマグノリアの力強いカルテットです。
ルーブル美術館を訪れた調香師アリエノール・マスネはこの彫刻に改めて衝撃を受けました。
「ルーブルの階段を上っていくと正面に現れる、この女神の姿は私を圧倒しました。 神殿と一体化していたのだから当然とも言えますが、誰の心をもとらえて離さない遍在な力を持つ、魅惑的な芸術作品です。 天に向かって今にも飛び立つかのようにひるがえったドレープや女性的な力、ギリシャ、翼...それらすべてがこの作品の美しさを支えています」
『サモトラケのニケ』 の香りは、〈ユイル・アンティーク〉、〈レ・ヴィルジナル〉、〈サヴォン・スゥペールファン〉の3つのボディケア製品でお楽しみいただけます。
by the perfumer Sidonie Lancesseur
『大工の聖ヨセフ』調香師シドニー・ランセッサー
堂々と君臨するシダーのノート、温かみのあるウッディなエッセンスへと変化する香りが、この作品から発せられる光、太陽のような明るさを表現します。
新鮮で豊かな存在感をもったベチバーの香りが軽い不協和音とともにアクセントを加え、喜びと希望を象徴するバーベナのアプソリュート、オレンジブロッサムはパウダリーでグリーンな香りを放ちます。
ビターアーモンドが飾られた花瓶から青春の思い出のように甘いインセンスが漂い、写実的なジョルジュ・ドゥラトゥールの絵画と嗅覚のイマジネーションを結びつけます。
『大工の聖ヨセフ』 の香りは、〈ユイル・アンティーク〉、〈レ・ヴィルジナル〉、〈サヴォン・スゥペールファン〉の3つのボディケア製品でお楽しみいただけます。
by the perfumer Jean-Christophe Hérault
『ミロのヴィーナス』調香師ジャン=クリストフ・エロー
ヴィーナス、あるいは花盛りのブーケの表現をさらに引き立てる、艶かしいほどに香り高いジャスミン。
香気が頂点に達する明け方に摘まれるこの荘厳な花は、スパイスとムスクのノートに陽気に包まれるかのようです。
香りの吐息を吹きかけるアンバーは、この古代の芸術品に繊細で原始的な影のトーンを添えています。ウッディとタバコに調和する鮮やかなアンバーの香りは、誰もが惹きつけられる魅力をヴィーナスに与えています。
『ミロのヴィーナス』 の香りは、〈ユイル・アンティーク〉、〈レ・ヴィルジナル〉、〈サヴォン・スゥペールファン〉の3つのボディケア製品でお楽しみいただけます。