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〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉プレゼンツ ビューティーシークレットの遺産

全10話からなる「ビューティシークレットの遺産」。
2月11日より毎週新しいエピソードをお届けします。

 

音の宝物世界中の美にまつわる物語に耳を傾けて

古代ギリシャの哲学者ピタゴラスは「話者が種を蒔き、聴者が収穫する」と説きました。

〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉は創業当初より、異国や見知らぬ大陸に足を運んでは、あらゆる時代の美の秘訣や香りを収集してきました。そこから得られる発見に新たな光を当てては、革新的な美容法の開発に活かしてきたのです。

驚くほど豊かで、時には意外性あふれる美の歴史は、試行錯誤によってもたらされた知恵と学びに満ちています。

〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉は、古代ローマから16世紀のインド、さらには1930年代のニューヨークのハーレムまで、様々な場所と時代を舞台に繰り広げられる美の歴史物語を「ビューティシークレットの遺産」と題し、ポッドキャスト形式でお届けします。

それぞれの物語の主人公が迎える人生の重大な局面において、入浴やスキンケア、ヘアケア、あるいは香りが重要なファクターとなる10の物語は、当時の美容法を現代の目線で分析し、その仕草や嗜好の社会的・美的意義を浮き彫りにします。

これらの物語は遠いようで近い、別世界へと通じる扉なのです。

「耳をとらえて離さないであろう、
あなたの人生の話を聞くのが楽しみだ。」

(ナポリ王アロンゾーがプロスペローに語った言葉)

『テンペスト』(1611年)
ウィリアム・シェイクスピア

時空を超えた旅-歴史の新たな解釈-

約2,000年前の時代に生きた若いローマ人女性はどのような日常生活を送り、娯楽や関心事、野望を持っていたのでしょうか。

あるいは江戸時代の日本で、侍が恋した相手を妻として迎える決心をした瞬間とは、どのようなものだったのでしょう。

様々な時代を生きる登場人物たちが異国の香りとともに運んでくる物語は、私たちの生きる現代とはかけ離れたようでありながらも呼応しています。

不吉な白い蛇、天井に描かれた風景、蜂蜜酒の杯、刺繍されたリボン、床に敷かれた大理石、ジャスミンの香り、黄金の冠、疾走する馬などのディテールを織り交ぜながら、少しずつ全容が明らかになる10の物語。

それはまるで、「現代SFの祖」と称されるH・G・ウェルズの物語に出てくる、目を閉じた瞬間に別世界へと移動できるタイムマシンに乗るような体験です。

「良い物語はひねり出すものではない。
それは蒸留によって生み出されるのだ。」

レイモンド・チャンドラー

全10話のタイトルとあらすじをご紹介

エピソード1「皇帝との逢引」

紀元前10年のローマ。皇帝との逢引きを前に、念入りに準備をする若いカッシア。驚きの素材を使ったボディケアやフェイスケアをはじめ、アウグストゥス皇帝時代に流行した香りの秘密を打ち明けます。

エピソード2「アルカ姫の沐浴習慣」

時は1831年。インドはラジャスタンの王女が伝統的なマッサージや薬草を使ったボディトリートメントなどの洗練された美容ルーティンを行い、「光の祭典」として知られるヒンズー教の祭り「ディワリ」の準備をする様子が描かれています。

エピソード3「村祭りへ行くジュスティーヌ 」

舞台となるのは1863年、フランスのオーリヤック地方。年に一度の牛追いの始まりを祝う村祭りのため、身支度を整える農家の若い娘。とっておきの機会のために入浴し、肌と髪を整え、当時フランスで流行したドレスを身につけます。

エピソード4「ラーヤ国王の戦士訓練」 

1520年、ポルトガルの旅人ドミンゴ・パエスの目を通して語られる、インドの南ヴィジャヤナガル王国の様子。アーユルヴェーダ医学の用途と、マッサージやセサミオイルによるエネルギーチャージ、そして剣術稽古の伝説的な訓練風景を描写します。

エピソード5「あるサムライの婚礼 」

江戸時代の日本。沐浴前に考え事にふける侍の新左衛門。入浴の儀式を済ませると、江戸時代の女性らしい強さと美しさをたたえた許嫁の咲姫の夢を見て再び力を取り戻します。

エピソード6「ダーク・タワーでの一夜」

1927年、ニューヨークはハーレムの〈ダークタワー〉で開かれるパーティに招かれた将来有望な作家ゾラ・ニール・ハーストンが主人公。〈ダークタワー〉とは、その天才的なマーケティングの手腕により当時の美容界で大成功を収め、「喜びの女神」と称されたC・J・ウォーカーの自宅で開かれていた、知識人の集まるサロンの名称です。

エピソード7「崇高な門に向かって」

1630年、オスマン帝国が支配するコンスタンチノープルで、皇帝のハーレムからの脱出を試みる前に最後の入浴をする若いエメル。マッサージ、クレイや香り、ヘナを使った特別なボディトリートメント、ユニークな美容道具など、トルコの入浴儀式の伝統が詳細に描写されています。

エピソード8「チンギス・カンの戦いを受け継いだ女王」

18世紀初頭、モンゴル帝国の祖チンギス・カンの娘である女戦士アラカイが、父の遺したモンゴル帝国を拡大し、2番目の夫の葬儀を執り行った後、シルクロードの安全を確保するために権力を握るまでの軌跡をたどります。

エピソード9「海賊たちの女王、チェン・ツーイ」

19世紀初頭に南シナ海を武力で支配した軍事指揮者であり、実業家でもあったチェン・ツーイの華やかな生涯を描きます。新たな権力を手に入れるチャンスである式典へと向かうため、マカオ郊外の邸でローションとライスパウダー、ローズクォーツや翡翠のカッサを使ったフェイシャルマッサージで身支度を整えます。

エピソード10「ザイナブ王妃の夢」

巧みな交渉術によって 「魔術師 」や 「魅惑の女神 」と呼ばれたベルベル人の王妃が、1072年にマラケシュでアルモラヴィッド帝国の拡大をどのように計画したかを描きます。遠い昔、彼女が使っていたベルベル人の伝統的なブラックソープやアルガンオイル、コール墨、香水は現代にも受け継がれています。

ポッドキャストのご視聴はこちらから

ポッドキャストシリーズ「ビューティシークレットの遺産」は、すべての音声配信プラットフォームでご視聴いただけます。

「もしこの物語を聞いたことがあっても、遮らないで。
なぜならもう一度聞きたいのだから。」

レイモンド・チャンドラー

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