『美しくある秘訣』19世紀のパリジェンヌによる美の指南書

2025年1月31日

このたび、〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉はベルエポックの時代を生きたパリジェンヌが実践していた美容術やルーティンを1冊にまとめた書籍『美しくある秘訣』を出版いたします。

目で見て美しい装丁と役立つアドバイスがひとつになったエレガントな本書をぜひお手に取ってご覧ください。

「何もしてないように見えて、
すべてに気を配ることは
パリジェンヌであることの秘訣です」

『美しくある秘訣』より

あなたのためのビューティーストーリー

美と同じくらい文学をこよなく愛する〈ビュリー〉は、19世紀のパリジェンヌが世界中の憧れの的として輝き続けるために実践した美容術やルーティンを求めて、眠っていたトランクを開いて過去の文献を紐解きました。

そうして完成したのが、世界に燦然と輝く「光の都」の住民であるパリジェンヌの美の秘訣を集結させた『美しくある秘訣』です。

本書は、美しさを手に入れるための単なるレシピ本というよりは、人生と自分を慈しむための哲学書ともいうべき作品。

古書を想起させる洗練された色調の装丁は、まるでプレリュードのように、エレガンスが何よりも重要だった19世紀のパリへとあなたを誘うでしょう。

『美しくある秘訣』は、全8章からなる小説風の作品。

主人公は自由に考え、自由に毎日を生きるパリジェンヌです。丁寧なケアで自分と向き合う彼女は、常にその時のひらめきや願いに忠実です。

自分を知り、自分のイメージを受け入れることは、魅惑的な冒険でもあります。『美しくある秘訣』とともに、そんな冒険の旅へと出発しましょう。

誰のためでもない、自分のための美

本書では19世紀のパリジェンヌを軸に物語が展開しますが、あなたの人生の主役はあなた自身です。

〈ビュリー〉は、英知に満ちた本書があなたにとって日記のような親密な存在になりますように、という願いを込めて、鏡をモチーフにした“エクスリブリス（蔵書票）”を見返しの内側にご用意いたしました。

ここには、本書の幸福な所有者の名前を記入することができます。それは本書の真の主人公がご自身であること、私たちにとってかけがえのない存在であることの証です。

「あらゆる女性はコケットである自由があり、
それは美しくあるために必要不可欠の美質です」

『美しくある秘訣』より

何よりも大切なのは、趣味が良いこと

どんな内容なのか気になる、という方々のために、本書の構成をご紹介いたします。

第一章　鏡
第二章　パリジェンヌの魅力
第三章　パリジェンヌのコケットリー
第四章　パリジェンヌのシック
第五章　パリジェンヌの装い
第六章　パリジェンヌと身だしなみ
第七章　美しいお肌のための基礎知識
第八章　美しさのためのいくつかのレシピ