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願いがつまった一冊

カタログのページを紐解いて、美しい櫛やパーフェクトなスキンケアクリーム、ツヤのあるお肌へと導いてくれるクレイなどの魅惑的な品々を注文し、数日後にワクワクしながら郵便受けを開ける‥‥。

と、そこには可愛らしいパッケージが。

美しいラッピングが施され、流麗なるカリグラフィーとともにうっとりする香りをまとったパッケージを開ける瞬間は、誰にとっても魔法に満ちた特別なひと時です。

100年以上の歴史を持つ通信販売サービスは、VR空間とテクノロジーの進化によって目覚ましい発展を遂げました。

〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉の公式オンラインストアでは、「ブティックと同じサービス」をモットーに、世界中のみなさまに〈ビュリー〉の唯一無二の世界観をお届けしています。

品揃えが豊富なカタログのページをめくりながら、あれこれ悩み、欲しいものを見つけたり、知らないうちに見逃していた新しいお手入れ方法を発見したりする喜びほど、心躍るものはありません。

そんな通信販売をより一層お楽しみいただくために、このたび〈ビュリー〉は、日本語と英語の2カ国語に対応した最新カタログをリリースしました。最新カタログは公式オンラインストアおよび全店舗で配布しております。

印刷技術と美的表現の躍進からみる
通信販売カタログの歴史

はじまりは“書物”と“花”

「商業印刷の父」の異名をとるヴェネツィアの印刷業者、アルドゥス・ピウス・マヌティウスは、1498年に自身の印刷所からアリストテレスやプラトンなど、ギリシャの哲学者たちの作品を揃えた世界初のカタログを出版しました。

それから約2世紀後の1744年には、発明家であり政治家でもあったベンジャミン・フランクリンが科学と学術に関する自身の蔵書600冊をより多くの人に読んでもらえるようにと、カタログを制作しています。

別の分野に目を向けると、英国の園芸家ウィリアム・ルカは、1667年に顧客のために11カテゴリーからなる植物のカタログを出版しました。

“花や植物、果物、野菜などの種子のカタログ”は、通信販売の黎明期においてもっとも成功した分野でした。

19世紀の終わりには、色鮮やかな花々のイラストの美しさを競い合うかのように、さまざまな装丁のカタログがアメリカやフランス、英国で刊行されました。

これらのカタログは、世界各地の権威ある図書館に保管されています。

「それぞれの読書体験が、やがて芽生える種をまく」

ジュール・ルナール

通信販売のパイオニアとしての
ジュエリーとアパレル

1837年創業の老舗ジュエラーのティファニーは、1845年に『ティファニー ブルーブック』と題した、青い表紙のカタログを発行しました。

それは「キング・オブ・ダイヤモンド」と称えられた世界屈指のジュエラーであるティファニーのジュエリーをまとう、というラグジュアリーな夢を叶える画期的なビジネスモデルとして誕生した、世界初の通信販売カタログでした。

それから16年後、ウェールズ人の起業家プライス・プライス・ジョーンズは、列車と郵便システムを活用して通信販売会社を設立。

自社製造による上質なフランネルを使用した服を販売して、大成功を収めました。

ジョーンズの顧客にはさまざまな著名人が名を連ねており、近代看護教育のパイオニアであるフローレンス・ナイチンゲールもそのひとりでした。

歴史家のデイヴィッド・ピューによれば、ヴィクトリア女王もジョーンズが献上した下着を愛用していたそうです。

「人生はお金だけじゃない。毛皮や宝石もあるわ」

エリザベス・テイラー

百貨店という新たな巨人の時代

1838年にヴィドー兄弟が創業し、アリスティド・ブシコーの才覚によって世界的な人気を博したパリの老舗百貨店“ル・ボン・マルシェ”は、高級品と服飾の市場に革命を起こしました。

そして「お客様は王様です」をモットーに、その後長きにわたって、小売業のトップに君臨する百貨店ビジネスの先駆けとなりました。

1871年にブシコーは、フランス国内と世界中の顧客向けにそれぞれ異なる部門を持つ通信販売サービスという、かつてないアイデアを実現化しました。“ル・ボン・マルシェ”は、1894年には150万部ものカタログを配布していました。

20世紀初頭に入るとカタログはカラーとなり、一流の画家が挿絵を担当するようになります。こうして百貨店のカタログは、その時代のトレンドを映し出す鏡のような存在になりました。

この分野では、フランスとアメリカが世界をリードしていました。

1872年にシカゴで通信販売事業を立ち上げたアーロン・モンゴメリー・ウォードは、メーカーから仕入れたさまざまな商品を直接販売するビジネスで大成功を収め、1904年には300万人の顧客を抱えていたといわれています。

1884年に『ウィッシュ・ブック』と呼ばれる最初のカタログを発行したカナダの百貨店チェーン“イートンズ”や、1888年にカタログを発行した“シアーズ”(ミシンから自転車、自動車にいたるまで、さまざまな商品を展開)などがそれに続きました。

フランスでは、1928年に“ラ・ルドゥット”が初の通信販売カタログを発行し、1932年には衣料品からスポーツ用品、ラジオ、レコードプレーヤー、ウェディングドレスまでもが揃う“レ・トロワ・スイス”が登場しました。

「考えてみると、百貨店は美術館に似ている」

アンディ・ウォーホル

おもちゃの王国とサンタクロースの必需品

通信販売の中でもっとも人気があるのは、世界中の子どもたちの目を輝かせて幸せを届ける玩具のカタログです。

ニューヨークの老舗玩具店“FAOシュワルツ”が初めてカタログを発行したのは、1876年のこと。

20世紀初頭にはフランスにも波及し、“ル・ボン・マルシェ”や“サマリテーヌ”、“グラン・マガザン・デュ・ルーヴル”、“トロワ・カルティエ”といった百貨店が『おもちゃとギフトのカタログ』を制作し、クリスマス前に配布するようになりました。

子どもたちは、最新カタログに掲載された人形やテディベア、機関車にすっかり魅了され、その夢を何ヶ月も見続けたことでしょう。

これらのカタログには才能豊かな挿絵画家やイラストレーターが採用されており、時代を映した挿絵のなかには、意外な時事的要素(戦時中は兵士や飛行機など)が含まれていることもありました。

こうしたフランスの玩具カタログは、パリのフォルネ図書館のコレクションとして大切に保管されています。

「ああ!お年玉をもらった朝は、
なんてすばらしい朝だったのだろう!
あの時は、めいめいが夜のうちに、
自分のお年玉を思い描いたものだ」

「孤児たちのお年玉」アルチュール・ランボー

オフィシーヌのカタログ

豊富なコレクションを収めた、小さなカタログ

〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉のカタログには、香水をはじめ、スキンケア、自然派パウダーやクレイ、植物オイル、ボディケア、香りの石鹸、ルームフレグランス、香木、お香、櫛やブラシ、さらには世界中から収集された美容道具などが詳細な説明とともに紹介されています。

繊細で手触りよい紙質と、アンティークのように美しい装丁とエレガントな書体で、まるで一冊の本のようにお楽しみいただくことができます。

公式オンラインストア上で展開されているすべての製品は、〈ビュリー〉のカタログとともに、熟練したスタッフがひとつひとつ丁寧にお包みし、世界各国のブティック同様、カリグラフィーでしたためたラベルを添え、繊細な香りを吹きつけ、細心の注意を払ってお届けしています。

公式オンラインストアでは、製品ご購入時にミニカートでカタログをご選択いただくと、同封してお届けいたします。直営店舗ではご来店時にお渡しいたします。

「カタログほど読みやすく、
魅力的で優しい読み物はない」

「薪」1896年 アナトール・フランス

OFFICINE UNIVERSELLE BULY OFFERS

菜園の香り
ボディとフェイスのお手入れに美容道具
〈ビュリー〉のブティック
お肌を健やかに整える植物オイル
コレクションしたくなる
贈りものに最適なギフトボックス
サヴォン・スゥペールファン〉に刻めるモノグラムデザイン
香りのバスソルト
お香と香木
お部屋を彩るルームフレグランス
数えきれないほどのラッピングとイニシャル
世界にただひとつの〈ビュリー

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