コンテンツに進む

イリス・ドゥ・マルトの香り、清潔なリネンの遠い記憶

店舗リスト BULYTHÈQUE スキンコンシェルジュ
Search Wishlist

オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの 素晴らしき図書館 - 第2章

第2章
『美しくある秘訣』
9世紀のパリジェンヌによる美の指南書

言葉を使った表現においては豊かな実績を誇り、読書と図書館をこよなく愛する〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉から、“図書館”をテーマにしたニュースレター第2章をお届けします。
 
「オフィシーヌ(総合美容薬局)」のイメージにふさわしい、あらゆる知識と美を集めた魅惑の空間である“図書館”、そして楽しくて実りある、夏の読書におすすめの〈ビュリー〉の作品をご紹介します。

「自分と向き合い、
自分の内なる図書館の本棚を眺めてまわりながら
上質な時間を過ごす。これに勝るものはない」
シルヴァン・テッソン『Petit traité sur l’immensité du monde』より


『読書する少女』ピエール=オーギュスト・ルノワール
(1874-1876年)

装飾写本のように美しい図書館
フランス国立図書館(BnF)

フランス国立図書館リシュリュー館
「ラブルーストの間」(左)と「楕円の間」(右)
ヴィヴィエンヌ通り5番,75002 パリ

パリ2区の中心部に佇む、まるでこの街の七不思議のひとつのように壮麗なフランス国立図書館のリシュリュー館。

リシュリュー通り、ヴィヴィエンヌ通り、コルベール通り、デ・プティ・シャン通りという4本の通りに囲まれた「リシュリュー・クアドラングル」に立つこの図書館は、全人類の英知が収められた神殿のような場所であると同時に、パリの美しさとフランスの豊かな歴史に捧げられたオマージュでもあります。

もともとはルイ14世の宰相マザラン枢機卿の住まいだったこの建物は、1721年に王立図書館となり、ナポレオンの時代には帝政図書館となりました。

フランスの歴史の証人ともいうべきこの図書館は、フランスの偉人たちの耳元で英知に満ちた言葉を囁き、ロマンスとスキャンダルに満ちたパリっ子たちの偉大なる人間喜劇を見守ってきたのです。

Bibliothèque nationale de Franceの頭文字をとった「ベー・エヌ・エフ」という略称で親しまれているこの図書館は、その膨大な蔵書数と、「ラブルーストの間」と「楕円の間」と命名された豪華絢爛たるふたつの読書室によって、世界でもっとも美しい図書館のひとつに数えられます。

これらの場所では、まばゆい金属や油彩陶器、壁という壁を彩るフレスコ画、古代ギリシャ・ローマ時代を思わせる列柱、ビザンティン美術とベネチア派の絵画、さまざまな時代を象徴する建築様式が不協和音を奏でることなくひとつに溶け込み、まるで大聖堂のような荘厳な雰囲気を醸し出しています。

ドーム型の天井から降り注ぐ自然光がヴィクトル・ユゴー直筆の原稿や英知に満ちたパスカルの言葉、ラシーヌの戯曲、神学者ボシュエの著書など、フランスが世界に誇る名著を読むのにふさわしい明るさを提供してくれます。

フランス国立図書館には、こうした蔵書に加えてモーツアルトやラヴェルといった作曲家たちが直筆した楽譜も所蔵されています。

ヴィクトル・ユゴー直筆『ノートル=ダム・ド・パリ』の原稿(1831-1844年)

美しくある秘訣

パリジェンヌという世界でもっともアイコニックな存在が語る、エレガンスとウェルビーイング、そしてセルフケアのフィロソフィー

古き良き時代の美のバイブルともいうべき『美しくある秘訣』。

20世紀初頭の書籍や記事の抜粋と美容レシピを収集・編纂した本書は、19世紀末から20世紀初頭にかけてのベルエポック時代が舞台のおとぎ話として楽しんでいただける作品です。

本書の主人公は、世界中の女性たちが憧れるパリジェンヌ。いつの時代も人々を魅了してやまないこの伝説的な存在は、生まれながらにして研ぎ澄まされた審美眼を持っています。

心静かに美容ルーティンをこなしながらも遊び心を見せ、優しさに満ちた声と溢れんばかりの魅力で人々を虜にするパリジェンヌは、鏡との付き合い方もエレガント。日々の生活に、見事に鏡を取り入れていました。

インスピレーションに満ちた『美しくある秘訣』はセルフケアの指南書でありながらも、目で見て楽しむ美しいオブジェでもあります。

本書を紐解きながら、みなさんもぜひ「美」について考えてみませんか。

「パリジェンヌはひとつの伝説である。
それゆえにパリジェンヌは他の女性たちよりも長く、
そして永遠に存在し続ける」
フランス版『VOGUE』による
アメリー・ノートンのインタビューより
(2000年8月)

本書の一部をご紹介

オフィシーヌのおすすめ文学作品13選
- 女性作家編 -
物書きを生業とするパリジェンヌたち

『女性および女性市民の権利宣言』
オランプ・ドゥ・グージュ(1791年)

『レリア』
ジョルジュ・サンド(1833年)

『パリのクローディーヌ』
コレット(1901年)

『日記 第1巻』
アナイス・ニン(1931-1934年)

『東方綺譚』
マルグリット・ユルスナール(1938年)

『女ざかり』
シモーヌ・ド・ボーヴォアール(1960年)

『子供時代』
ナタリー・サロート(1983年)

『戦争ノート』
マルグリット・デュラス(1985年)

『殺戮の神』
ヤスミナ・レザ(2007年)

『Regarde les lumières mon amour』
アニー・エルノー(2014年)

『Onanisme』
ジュスティーヌ・ボー(2019年)

『La Définition du bonheur』
カトリーヌ・キュッセ(2021年)

『Deux secondes d’air qui brûle』
ディアティ・ダイヨ(2022年)

コレット(1922年)

「誰もが使う言葉を使い、
誰とも違う方法で書かなければいけない」
コレット

OFFICINE UNIVERSELLE BULY PRESENTS

菜園の香り

ボディとフェイスのお手入れに美容道具

〈ビュリー〉のブティック

お肌を健やかに整える植物オイル

コレクションしたくなる

贈りものに最適なギフトボックス

サヴォン・スゥペールファン〉に刻めるモノグラムデザイン

香りのバスソルト

お香と香木

お部屋を彩るルームフレグランス

数えきれないほどのラッピングとイニシャル

世界にただひとつの〈ビュリー

Close Icon

をカスタマイズ

Soap
Liquid error (snippets/buly-personalisation-modal line 223): product form must be given a product