コンテンツに進む

11月19日~11月26日 公式オンラインストア限定【刻印無料サービス】

ギフトおすすめ 店舗リスト BULYTHÈQUE スキンコンシェルジュ
Search Wishlist

魔法の“箱”の物語

『妖精たちと眠る』
オーストラリアの挿絵画家 アイダ・レントール・アウスウェイト(1888-1960年)の作品


おもちゃ箱や宝箱、秘密の小箱など……どの時代のおとぎ話にも登場する“箱”には、私たちを惹きつけてやまない魔法のような魅力があります。
 
「箱型のもの」を意味するフランス語のcoffreの語源は、ラテン語のcophinus(取っ手のないかご)です。「大きなかご」という意味のフランス語のcouffinも、ラテン語のcophinusが語源です。
 
箱には願い事や神々への捧げ物、貴重品や神秘的な品々、生命の秘密が収められていることから、こうしたイメージと結びつけられるようになりました。

箱は『マタイによる福音書』の東方の三博士のエピソードにも登場します。ガスパール、バルタザール、メルキオールという3人の博士たちは、贈り物を入れた「小さな箱」を携えて、イエス・キリストの誕生を祝うためにベツレヘムを訪れました。
 
福音書には「家に入ると、幼子は母マリアとともにおられた。それを見た3人は、ひれ伏して幼子を拝んだ。それから持ってきた小箱を開け、黄金、乳香、没薬を捧げた」と綴られています。

そんな箱ですが、ギリシャ神話では、女神ペルセポネの美しさを箱に閉じ込めたプシュケから、かの有名なパンドラの箱にいたるまで、箱は「触れてはならないもの」の象徴として描かれています。
 
それに対し、おとぎ話に登場する箱は主人公を守り、窮地から救ってくれるものとして描かれていることが多いようです。

この冬、〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉は美の世界の宝物を収めた無数の箱とともに、皆さまにホリデーシーズンの魔法をお届けします。
 
艶やかなブラックにゴールドの文字が浮かび上がるラージサイズ〈イル・グランデ〉から、カーマインレッドまたはエンパイアリーンをまとったスモールサイズ〈イル・ピッコロ〉まで、お客様の好みやニーズに合った八角形のギフトボックス〈コフレ・オクトゴナル〉をご用意しています。
 
美容道具、スキンケアアイテム、フレグランス、〈ビュリー〉を象徴するアイテムなど、ペーパークッションを敷いた〈コフレ・オクトゴナル〉には、さまざまな商品を入れることができます。その組み合わせは無限大。お気に入りのアイテムを選んで、あなただけのギフトボックスを作ってみませんか。

〈ビュリー〉の美しいギフトボックスと多彩なギフトコレクションを讃えて、今回のニュースレターでは世界各地で語り継がれる6つのおとぎ話をご紹介。ありとあらゆる魔法の箱や宝物、秘密が登場する物語をお楽しみください。

 

「蝶番も鍵も蓋もないのに、
なかには黄金の宝物を隠しているもの。
なーんだ?」
J・R・R・トールキン著
『ホビットの冒険』からのなぞなぞ


答えはニュースレターの最後に……

黄金の鍵

『黄金の箱を開けるプシュケ』(1903年)ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス

ドイツの童話や伝説を収集したことで知られる19世紀の文学者グリム兄弟。ふたりが発表した『黄金の鍵』は、今回ご紹介する6つのおとぎ話のなかでももっとも不思議な物語かもしれません。驚くほど短いこの物語には明確なエンディングはなく、すべてが読者の想像に委ねられているのです。

「冬のある日、貧しい少年は薪を集めに森に行きました。薪を集め終わると、あまりの寒さに手足がかじかみ、震えが止まりません。そこで少年は、焚き火をして温まることにしました。火を起こそうとして地面に積もった雪をかきわけると、小さな黄金の鍵が姿を現しました。『鍵があるなら、近くに錠前もあるはずだ』。そう思った少年は雪のなかを探します。と、今度は小さな鉄の箱が出てきました。『とても貴重なものが入っているにちがいない。この鍵が合えばいいのになぁ』。少年は鍵穴を探しますが、見つかりません。ようやく見つけた鍵穴はあまりに小さく、先ほど見つけた黄金の鍵はとても合いそうにありません。それでも少年は鍵を試してみることに。するとどういうわけか、鍵はぴったり合うではありませんか。少年は鍵を一回まわします」

——お話はここまで。箱のなかにどんなに素晴らしいものが入っているかは、少年が箱を開けるまで待たなければいけません。

少年が見つけた箱のなかには、フレグランスリキッドソープ〈ユイル・ドゥ・サヴォン〉、中性せっけん〈サヴォン・スゥペールファン〉が収められた陶器製ソープホルダー〈ポルト・サヴォン〉、贅沢な潤いでお肌を満たすハンド&フットクリーム〈ポマード・コンクレット〉、さらには〈ポマード・コンクレット〉を立てて飾ることができる優れアイテム〈ロビネ・キャップ〉が入っていたのかもしれません。

バスルームを美しく飾る〈ビュリー〉の宝物が清潔さと美をお届けします。

バスルーム礼賛

オブジェとしても美しい、バスルームの必需品

魔法の宝箱

くるみ割り人形

『くるみ割り人形とネズミの王様』(1924年)アルトゥス・シャイナー

物語のなかで別の物語が展開する『くるみ割り人形』は、まさにロシアのマトリョーシカ人形のよう。

今回ご紹介するのは、フランスの文豪アレクサンドル・デュマが1844年に発表したバージョンです。デュマは想像の翼を羽ばたかせて、ドイツの作家テオドール・アマデウス・ホフマンが1816年に発表した『くるみ割り人形とネズミの王様』を翻案しました。デュマのバージョンは、ロシアの作曲家チャイコフスキーによって1892年にバレエ作品として上演されたことでも知られます。

「クリスマス・イヴの夜、ドイツのニュルンベルクで暮らすシルバーハウス夫妻のもとにお客さんがやってきました。息子フリッツと娘マリーの名付け親である、ドロッセルマイヤーおじさんです。時計職人をしているおじさんは、毎年クリスマスに見事な自動人形をプレゼントしてくれます。マリーがもらった箱には、くるみ割り人形が入っていました。新しいプレゼントがすっかり気に入ったマリーは、大事な人形を戸棚にしまって眠りにつきます。時計の針が真夜中を打った瞬間……マリーはただならぬ物音で目を覚ましました。マリーの目の前で、くるみ割り人形と小さな鉛の兵隊たちが、7つの頭を持つネズミの王様と戦っているではありませんか。激闘の末に邪悪なネズミの王様を倒すと、くるみ割り人形に異変が。恐ろしい母ネズミにかけられた呪いが解け、人間の姿に戻ったのです。その人は自分がドロッセルマイヤーおじさんの甥のナサニエルであると明かし、マリーに結婚を申し込みました。
そして物語は次のように幕を下ろします。『こうしてマリーは美しい王国のお妃様になりました。その王国ではクリスマスの森がきらきらと輝き、オレンジエードとアーモンドシロップとローズエッセンスの川が流れ、砂糖よりも繊細で氷よりも透き通った美しい宮殿がそびえていました。』そこには、しかるべき目さえあれば見ることのできる、ありとあらゆる魔法と奇跡があったのです」

デュマの言う「ありとあらゆる魔法と奇跡」は、〈ビュリー〉の革新的な技術から生まれた水性香水や、香りを主役にしたボディケア製品を集めたギフトボックスにほかなりません。

蓋を開けると、中性せっけん〈サヴォン・スゥペールファン〉、ボディオイル〈ユイル・アンティーク〉とボディミルク〈レ・ヴィルジナル〉、そして水性香水〈オー・トリプル〉が姿を現します。

お肌にうるおいを与え、整えながら、心地よい香りで包み込みます。多彩な香りの纏い方を楽しんでください。

香りの四重奏

カルテットのように香りを纏う

魔法の宝箱

浦島太郎物語

『浦島太郎』(1916年)エドモンド・デュラック

すでに8世紀前半から存在していたと言われる『浦島太郎物語』。京都の丹後が舞台のこの物語は、日本最古であると同時に、日本の昔話のなかでも屈指の知名度を誇ります。

ストーリーに限らず、亀や玉手箱、タイムトラベルといったこの物語のモチーフは、『ドラゴンボール』や『ワンピース』、さらには『カウボーイビバップ』といった漫画・アニメ作品にも登場します。

「ある日、浦島太郎という漁師は子どもたちが浜辺で亀をいじめているところに出会しました。『亀がかわいそうだ』。そう思った浦島は、亀を助けて海に逃してやりました。その翌日、浦島が釣りをしていると大きな亀がやってきました。亀は自分が海の神の娘であると明かし、助けてくれたお礼に浦島を海の中の竜宮へと案内します。そこで浦島は美しい乙姫に迎えられ、宴と踊りの楽しい日々を過ごしました。
それからしばらくして、陸での生活が恋しくなった浦島は、村に戻ることを決意します。浦島が帰る日、乙姫は『ぜったいに開けてはいけません』と言って不思議な玉手箱を差し出しました。亀の背に乗って村に帰ると、村の様子がすっかり変わっています。両親をはじめ、知っている人はとっくの昔に亡くなっているではありませんか。浦島が竜宮に行っているあいだ、地上ではすでに100年以上の時が流れていたのです。困り果てた浦島が乙姫の言葉を忘れて玉手箱を開けると、なかには鏡が入っていました。と、白い煙が立ち上り、たちまちに白いひげのおじいさんになってしまったのです」

海底から浦島に感謝の気持ちを伝えにきた忠実な亀に敬意を表するには、海を思わせる繊細なブルーの色調で統一されたギフトボックスがおすすめ。

浦島太郎みたいに、箱を開けたら年を取ってしまう?むしろその反対です。このボックスには、若々しさを叶えるためのアイテムが揃っているのですから。

箱のなかには、贅沢な潤いでお肌を満たす唯一無二のハンド&フットクリーム〈ポマード・コンクレット〉、香り高くお肌を保湿するボディミルク〈レ・ヴィルジナル〉、ラグーンの水面を彷彿とさせる水性香水のコフレ〈ラ・シゼーヌ・ユニヴェルセル〉、ブルーで彩られた純白の陶器の蓋を開けると優雅に香るフレグランスストーン〈アラバストル〉が収められています。

もらった人が喜ぶこと間違いなしの、魅惑のギフトセットです。

青に魅せられて


〈ビュリー〉流の“青色の人生”を愉しんで

魔法の宝箱

不死身のコチシェイ

『コシチェイと囚われの姫君』(1927年)ヴィクトル・ヴァスネツォフ

ロシアには「コチシェイ」という恐ろしいヴィランが登場する民話が数多く存在します。残忍なコチシェイは老人に扮して若い娘を誘拐しますが、娘の勇敢な婚約者の手で成敗されるのです。そんなコチシェイが登場する物語は、愛は死に打ち勝つことを教えてくれる、結婚のロマンチックなアレゴリーと言えるかもしれません。

「恐ろしい魔術師であるコチシェイは骸骨の姿をしていて、あらゆることを叶えられる魔法の力を持っています。そのひとつが不死身の魔法です。コチシェイは自らの魂を針の先に閉じ込めました。その針は卵のなか、その卵はアヒルのなか、そのアヒルはウサギのなか、そのウサギは鉄の箱のなか、その鉄の箱は無人島のオークの木の下に埋められています。ある日、ずる賢いコチシェイは竜の背にまたがり、アナスタシアという太陽のように美しい娘を誘拐。世界の果てに立つ、宝物であふれんばかりの氷の城に閉じ込めました。それを知った婚約者のイヴァンは、アナスタシアを助けるため、旅に出ます。そして道中で助けた動物たちの力を借りて、コチシェイの針を折ることに成功。不死身のコチシェイを見事退治し、美しいアナスタシアを救い出したのでした」

おとぎ話に登場するプリンセスたちは、誰もが勇敢な心と豊かで美しい髪を持ちあわせているようです……。魔法の力を借りたかのように美しい髪を保ち、手強いくせ毛に対処するには、〈ビュリー〉の3つの“秘密”が収められたギフトセットがおすすめ。

どんな場所でも髪を梳くことができる便利なアセテート製の櫛〈ザ・トラディショナリスト - ザ・カデット〉、絡まりを解いてきれいにまとめてくれる〈ディタングルブラシ〉、ダメージヘアを修復して美しい艶髪へと導いてくれるアボカドオイルという、とっておきのヘアケアアイテム3点を収めました。

ヘアケアのトリオ

3つのステップで美しい艶髪に

魔法の宝箱

アラジンと魔法のランプ

『サヨナキドリ』(1916年)ハリー・クラーク

いまや世界中で親しまれ、何十回にもわたって映画化された『アラジンと魔法のランプ』。

アラブあるいはペルシャの昔話とされてきた『アラジンと魔法のランプ』は『千夜一夜物語』のなかでも屈指の知名度を誇りますが、実際は『千夜一夜物語』の初期の草稿には含まれていませんでした。

この物語が『千夜一夜物語』のエピソードのひとつとして世界に知られるようになったのは1701年のこと。フランス人翻訳家のアントワーヌ・ガランがシリアのアレッポ出身のハンナ・ディヤーブという人物からこの物語を聞き取り、『千夜一夜物語』を翻訳する際に加えたのです。ガランの天才的なひらめきを物語る、なんともユニークなエピソードです。

「ある日、アラジンという青年は魔法使いから『洞窟の奥深くにあるランプを取ってきてほしい』と言われます。洞窟のなかには財宝が隠されているのですが、アラジンはそのことを知りません。ランプを見つけたアラジンが洞窟から出ようとすると、魔法使いはランプを受け取らずに洞窟を閉ざし、アラジンをなかに閉じ込めてしまいました。真っ暗な闇のなかでアラジンがランプをこすると、どんな願いも叶えてくれる魔神(ジーニー)が姿を現しました。さっそくアラジンは魔神の力を借りて、恋焦がれるバドルルブードゥール姫に結婚を申し込むことに。いくつもの貴重な宝石を収めた小箱を持って、姫の父であるスルタンのもとを訪れます。宝石を見て驚いたスルタンは『考える時間がほしい』と言ってアラジンを帰らせますが、それきり彼のことを忘れてしまいます。その後、スルタンは娘との結婚をちらつかせては贅沢な貢物を次から次へと要求。アラジンは魔神のおかげですべての要求に応え、めでたく姫と結ばれます。ふたりは、魔神がスルタンの宮殿の前に建ててくれた豪華な宮殿で暮らしました」

財宝を見つけたときのアラジンのように、きれいな歯で思いっきり笑いたいという方におすすめなのが、輝くような白い歯と爽やかな吐息を叶えてくれる、〈ビュリー〉のオーラルケアの必需品を取り揃えたギフトセット。

ミント、コリアンダー、キュウリのほのかな香りが魅力のフッ素フリーの歯磨き粉〈オピ・ダンテール〉、ミントティーのアロマが心地よいマウスウォッシュ〈オー・ドゥ・ラ・ベル・アレーヌ〉、エレガントなアセテート製の歯ブラシを揃えました。歯ブラシには、名前やイニシャルを刻印することもできます。

ミント香る三位一体


輝くような白い歯と爽やかな吐息に

魔法の宝箱

「蝶番も鍵も蓋もないのに、
なかには黄金の宝物を隠しているもの。
なーんだ?」
J・R・R・トールキン著
『ホビットの冒険』からのなぞなぞ


答え:たまご

あふれる心づくしに、
色とりどりの組み合わせ

気分や色、用途、シーンに合わせて論理的に、時には非論理的にセレクトされた5つのギフトボックスをご紹介しました。ですが、〈ビュリー〉の〈コフレ・オクトゴナル〉の組み合わせはこれだけにとどまりません。しっくりくる靴を見つけるように、ご自身にぴったりのギフトボックスをぜひ見つけてください。

公式オンラインストア及び限定店舗で発売中

*限定店舗:松屋銀座店、広島店、麻布台店、名古屋店、札幌店、名古屋栄店、代官山店、代官山猿楽町店、京都店、丸の内店*12月1日より全店舗にて発売開始

Close Icon

をカスタマイズ

Soap
Liquid error (snippets/buly-personalisation-modal line 545): product form must be given a product