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0120-09-1803香液を浸して作られたオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーのマッチは、ひとたび灯せば、ジュニパーと松、、シダーのウッディなノートにインセンスと蜂蜜を加えてまろやかにした香りでお部屋を満たします。
説明
香液を浸して作られたオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーのマッチは、ひとたび灯せば、ジュニパーと松、、シダーのウッディなノートにインセンスと蜂蜜を加えてまろやかにした香りでお部屋を満たします。
サイズ:約7cm
香り
サクル
松と杉、2つの深く堂々たるウッディなノートが結びつく、サクルの香り。深緑の松は、冬や不死を象徴するのに対し、赤みを帯びた杉は力強く、それはまるで、琥珀色のベチバーの炎の暖かい光に照らされた豪華なベロアの衣のようです。周囲にはローマ人に大変珍重されたスパイシーで胡椒のようなジュニパーの実の生垣があり、貴重な蜂蜜の柔らかい黄金色で和らげられます。貴重なインセンスは聖堂のアーチに広がり、遠くでは、花びらの色が忘れがたい祝福の日を祝います。
この香りはフランスの歴史にまつわる数々の名作のうちのひとつ、画家ジャック=ルイ・ダヴィッドの絵画作品の数奇な物語を想起させます。
「1804年12月2日パリのノートルダム大聖堂で行われた大帝ナポレオン一世の成聖式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠式」、通称「ナポレオンの戴冠式」と呼ばれるこの巨大な作品は、実際の戴冠式より前にナポレオンが注文したものです。記念すべき儀式はローマ皇帝時代のように長い時間をかけて行われました。この作品がノートルダム寺院の丸天井の下、神聖なミルラとインセンスの香が焚かれ、黄金の蜂をあしらった豪華な緞帳を飾り、寒さで凍える人々が見守るなかで行われた歴史上の一幕を不朽のものとしています。柏と月桂樹の黄金の葉、ダイアモンドでできた冠を頭上に載せた皇帝が大聖堂の外へ出た時、100発の祝砲が打ち上げられました。
ダヴィッドは、中世のパリの面影が残るソルボンヌ近くのクリュニー校前の教会をアトリエとして、この大作を描き上げました。
手書きの古書が詰まった夢のような図書室の香りを表現したジュニパーとシダー、年輪を重ねた松のウッディノートにダヴィッドが2年かけてこの名作を完成させるあいだ教会の中世風アーチにただよっていた香の煙と混じり合います。
1837年ルイ=フィリップ王の命により、絵はヴェルサイユ城の地上1階「戴冠の間」に飾られました。17世紀、ルイ14世の時代に城が建設された当時、偶然にもこの部屋は第二礼拝堂とされていました。蜜と黄金のアクセントを持つ蝋もまた、ナポレオンが好んだ意匠、ミツバチを象徴しています。そして1889年に「ナポレオンの戴冠式」は、芸術に捧げられた神殿ルーブル美術館に有史以来の名作の一つとしておさめられることで聖なる高みにまで上り詰めたのです。
使い方・アドバイス
ブジー・パルフュメに火を灯す際に使うと、空間の香りに優美な序奏を添えます。
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